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パーキンソン病にはマッサージは効果あるのか?

当院では、パーキンソン病にはマッサージが有効だと考えています。
なぜなら、ふるえや筋肉のこわばりにより、肩や腰の筋肉が緊張し肩こりや腰痛を訴えられる方もいらっしゃいます。その場合、マッサージでほぐすことで症状が緩和されるからです。
また、リハビリを行なう前に筋肉をほぐすことで筋肉の硬直が一時的に緩和された状態になり、リハビリを行ないやすくなりますし、リハビリ後のケアとしても有効だからです。
アスリートが練習後にストレッチなどの身体ケアを行なうように、パーキンソン病の方もリハビリ後は、身体ケアを行なうことをお勧めします。
リハビリと身体ケア(マッサージやストレッチなど)は切っても切り離せない両輪だと考えています。
パーキンソン病 神戸やすらぎ訪問マッサージの見解
上記の図は、パーキンソン病を段階的に分類したものです。
個人的見解では、パーキンソン病のどの段階でもマッサージが有効だと考えています。

パーキンソン病にはリハビリが有効

パーキンソン病は、薬だけでは身体の運動機能を回復させたり維持することは難しいです。何もしないでいると筋肉が衰え関節が動きにくくなり、最終的には寝たきりになってしまうことも有り得ます。
そこで必要なのがリハビリです。
リハビリ」「機能訓練」と言うと専門的な動作トレーニングをしなければならないように感じますが、要は身体を動かして日常の生活に必要な動きをすることです。
パーキンソン病の初期段階であれば、「ウォーキング」を行なえば良いです。

パーキンソン病にはウォーキングがおすすめ

パーキンソン病の初期段階であれば、前述したとおり、「ウォーキング」がお勧めです。その際、腕を大きく振る・膝を上げる・歩幅を大きくする・かかとから着地することを意識して歩きましょう。1人で歩くのが不安であれば、家族など周囲の人と一緒に行なってください。
また、ウォーキングを行なう上で注意点があります。
神戸やすらぎ訪問マッサージ その1

一歩目が踏み出しにくくなる「すくみ足」の対処法

その場で足踏みを繰り返してから前に進んだり、一歩目を後ろに引いてから前に進むと良いです。また、「1・2、1・2」と掛け声をかけ、リズムを取ると歩きやすいです。
また、屋内であれば、歩幅の間隔でテープを貼り、またぐように歩くと歩きやすいです。

神戸やすらぎ訪問マッサージの その2

歩き出すと段々と早足になる「突進歩行」の対処法

突進歩行が起こると転倒しやすいので、まずは止まることを心がけます。前かがみになると起きやすいので姿勢を正しくするよう心がけましょう。

神戸やすらぎ訪問マッサージ その3

転倒しない為の準備

外で歩く場合は、すべりにくい靴を履きましょう。
家の中で歩く場合、床に物を放置しない、段差をなくす、電気コード類は壁に寄せておく、床をすべりにくくする等、環境を整えてください。
歩くことに集中しましょう。また、薬で運動症状をおさえておくことも大切です。

※転倒の多くは、屋内で起こっています。電話が鳴って動いた時、宅配に対応しようとして急に動いた時に転倒するケースが多いようです。あせらず、ゆっくり動きましょう。また、スリッパは脱げやすいので使わない方が安全です。すべり止めの付いた靴下を履くか、はだしがお勧めです。

パーキンソン病かどうかに関わらず、身体を動かすことは、全身の機能を維持するのは重要な事です。リハビリをするのとしないのとでは、症状の改善や生活動作に違いが出てきます。
リハビリをすると心臓や循環器系の機能と改善されます。なぜなら身体を動かすことで呼吸が活発になり、肺から送られる酸素が増え、血液の循環が良くなります。
さらに、身体を動かす方が、腎臓・尿管・膀胱などの尿路がより良く働き便通も良くなります。
また身体を動かすと、気分転換にもなり精神的にも良いです。

ただ、パーキンソン症状が進むと日常の身体活動から遠のいていく傾向があります。そうすると全身の筋力が落ちるだけでなく、全身に回る酸素量や血液が不足し臓器の機能も落ちていきます。歯止めをかけるには、軽い運動を習慣つけることです。できれば、パーキンソン病の初期の段階から始め、毎日の習慣にしていくことが大切です。

以上のことから初期段階からリハビリとマッサージを上手に取り入れて下さい。
マッサージや歩行の付き添いなど当院にお任せください。